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ごあいさつ
~令和7年度教職員研修の実施にあたって~

少子化・人口減少や高齢化、グローバル化の進展、子どもの貧困、社会のつながりの希薄化など、さまざまな社会課題が存在する中、現代は「将来の予測が困難な時代」と言われています。
このような時代のなかで、子どもたちのウェルビーイングを実現していくため、子どもたち一人ひとりが自分のよさや可能性を認識するとともに、豊かな人生を切り拓き、「持続可能な社会の創り手」になるために必要な力を育むことが求められています。
そのため、教職員は、子ども一人ひとりの力を最大限に引き出し、主体的な学びを支援する役割を果たすことができるよう、教職生活全体を通じて新しい知識や技能を学び続ける必要があります。さらに、学校が抱える様々な課題の解決に向け、組織的・協働的に取り組む必要もあります。
三重県教育委員会事務局研修担当(県総合教育センター)では、これらの状況をふまえ、教職員が経験や職種に応じて身につけるべき資質・能力を示した「校長及び教員の資質の向上に関する指標」に基づき、「令和7年度三重県教職員研修計画」を定めています。本計画が示すように、子どもたちの自己肯定感を涵養する教育について学ぶ研修の充実を図るとともに、若手教員の育成支援をはじめ、教職に必要とされる素養やいじめ問題、不登校児童生徒の支援、人権教育、特別支援教育などの専門性に係る研修を実施し、教職員の資質・能力の向上を図ります。
今後も、三重県教育委員会が実施する教職員研修を積極的に活用し、日々の教育実践に生かしていただくとともに、研修に対する忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願いします。
三重県教育委員会事務局
次長(研修担当) 小濵 偉