【T0101】 新しい部落史の見方・考え方  
7月31日、三重県久居庁舎に大阪府立八尾北高等学校教諭 足立 翔治さんをお招きして行いました。

県内から85名のみなさんにお集まりいただきました。内容の概要は下記の通りです。 
○導入:歴史教科書を時代別に比較する。

 ・小学校 大阪書籍の教科書の変化について

 ・なぜ記述が変化したのか
   部落史にかかわる歴史学研究の進歩

○今の歴史教科書の実態

 ・小学校〜高等学校までの教科書記述の比較

   身分制度の認識:「士農工商」から「武士/百姓・町人」へ

   被差別身分の位置づけ:「最下層」から「別枠」へ

   被差別身分に対する蔑称

   生活・差別の実態

○新しい部落史にかかわる歴史研修の動き

 ・かって主流であったイメージ
   近世政治起源、厳しい生活、解放令で身分制度はなくなった。

 ・上杉聰さんの学説
   解放令の意味(解放令は財政確立が目的である。)

   職業特権について
 
 ・現在通説となっているイメージ
   中世から実在、特権を与えられた生産活動、解放令で特権剥奪
   まだまだ研究は途上段階

○新しい部落史をどう教室で活かすか

やさしい語り口調で、多くのことをご教授いただきました。足立さんの論文「社会科教科書における部落問題

−小学校・中学校・高等学校の2006年度版を中心に−」をお預かりしています。
さらに勉強を希望されます方は、研修指導室 専門研修グループ 仲林義浩(059−226−3517)まで

ご連絡ください。